[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
通訳者の近藤尚子さんがネットでおしゃってた言葉、
「勉強開始時から、1日の平均学習時間を4時間として計算してみますと
1年で1460時間、1万時間に達するにはほぼ6~7年ということになります。
勉強を始めた1984年の6年後に独立しましたから、
だいたいこの独立時が1万時間だった可能性があります。
非常に心許ない計算ですが、それでも何となく納得してしまう数字です。」
http://www.mikeworld.net/chapt06/interpreter3.html
とおっしゃっている。
このように、プロになった方が
「プロの英語力まで達するには1万時間の勉強が必要」
とか、「1日8時間集中的に3年やれば、通訳者としてのレベルにいける」
とかおっしゃっているのを、たまに目にする。
(人によって、主張している数字が異なり、たとえば
英検準1級に必要な英語勉強時間は5千時間で、1級で8千時間、
プロになるには1万5千時間が必要、と言っている人とか、色々いるけど)
こういう時に引き合いに出される数字が果たして
どのくらい根拠があるのか分からないが、
実際にプロになった通訳者さんが口にしているのを聞くと、
単にこういった数字はハッタリではなく、
だいたいの感覚で「これくらい」という目安が
あるんじゃないかと思う。
つまり、「ある時、完全に没頭して勉強に打ち込む時期があって
それを経たら一定のレベルに必ず達することができる」ということだ。
たとえば、海外に留学したらそれだけで、高い語学力が無条件に約束されるかといえば、そうではなくて、
あくまでも、目的意識をはっきりさせて、意識的に努力する期間が必要ということなんだろう。
私は今まで、どれくらい自分が勉強に時間をかけてきたのか、計算したことがないので
よく分からない。でも、途中でブランクはあったとはいえ、なんだかんだで、かれこれ英語の勉強を8年は続けている。
(ちなみに、8年前は英語力が全くない状態)
もし、1日平均3時間やっていたとしたら、8760時間だ。
でも、残念ながら自分では、そこまで集中して勉強できなかったと思う。
今までの勉強時間は、ざっと見積もって、5000時間くらいか?
さらに5000時間くらい必要だと仮定して、
だいたい1日4時間の勉強をあと3年やって、4380時間。
それでも、まだちょっと足りないけど、
それくらいやれば、通訳者として充分に生活していけるようになるのかな??