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日記

  

    

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さてしばらく前になりますが、このブログの読者の方から
とても丁寧な文面のメールを頂戴しました。

そこには、通訳学校に関する勉強の悩みが書き添えてありましたので
それを機に、私もいろいろと考えてみました。

私は相談の回答ということはしませんけれども、

同じように悩みながら通訳学校に通っているひとりとして
たまたまこのテーマで書いてみたいと思いましたので
ご本人の了承も得まして、今日はここに書いてみます。

悩みというのは、意外にみんな共通のものですよね。
 
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【悩み】:通訳学校は、休学したほうがいいか、どうか?
 

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【Sさん、から頂いたメール(ご本人の了承済み)】


(途中抜粋)

私は通訳学校に行きだしてまだ2年です。記事の中でおっしゃって
いたような自分の英語力の低さをヒシヒシと感じており、このまま
学校で訳出練習を続ける前に一度休学して英語力を磨いてから
通訳学校へ戻ったほうがいいのか真剣に悩んでいます。

今の英語力はTOEICで900点程度で英検の1級はまだ受かっていません。
日々、学校の下調べ、訳出練習で英語力を上げる時間を確保するのが難しく
もしかして遠回りしているのかな、と悩んでいます。
それでも平行して訳出と英語力両方に力を入れて行ったほうがいいと思われますか?


(抜粋、終わり)

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私はスクールに休学システムがあるなら
休学も選択肢のひとつだと思います。 

でも、休んで、それが英語力アップにつながるかどうか、
という点で、リスクはあると思います。

というのも、もし、独学で(たとえば資格勉強などで)ガリ勉しよう
という考えなら、うまくいかないリスクは大きいかもしれない。
 
(あくまでも私の体験ですが)
独学で意志を固くもってやり遂げることは、想像以上に困難な道のりだし
実用的な力を身につけるには、かなりクリエイティブな力が
必要だと思うので、独学ではなかなか容易でない部分があると思うからです。
 
 たとえば
・日々の仕事で英語を使う、とか
・ボランティアなど通訳の現場に身を置けるチャンスがある、とか
・英語力を培えそうな良い学校を知っている、とか
一歩踏み出せる具体的なアテがあるなら
それにかける価値あり。

私も何度か通訳学校を休学したけど
そのときはほとんど具体的な計画がなくて、
(もちろん本人的には真剣だったけど)

「ひたすら、死ぬ気で、がんばって、独学で、勉強しよう!」

なんていう、すごく“ゆるい”目標しかなかったので
劇的な英語力アップをはかることもなく、ほとんど自己満足なだけで
「気分的なリフレッシュ」に終わってしまいました。
(リフレッシュは、できてよかったですが)
 
もちろん通訳学校を休んで海外の大学院に留学
とかできたらうらやましいけど、なかなかそうもいかないし。

そして、ひとくちに「英語力が低い」といっても
具体的に何が足りないのか?分析するのも必要。

自分に足りないのは
・インプットの少なさなのか?
・スピーキング力なのか?
・(日本語を含めて)基本的な語学力や、読解力が不充分なのか?・・・etc.

ひとつ言えるのは、ある程度まで英語力を引き上げるには
「圧倒的な量のリーディング」が不可欠だと、私は、思う。 

それからたとえば、通訳学校で訳出の練習をした教材を、
そのまま音読し、辞書を丁寧に引き、文章の背景知識を調べ、
完全な内容理解につとめ、それをスピーキングの表現として吸収し、
単語や表現をまるごと覚えてしまう、
など、通訳学校の教材を使って英語力アップをはかることも
可能だと思います。

(逆にそこまで通訳学校の教材を活用しないとレベルアップもしないし
英語力のアップにも、つながらないように思う)

そこまでする時間的余裕がなくて、予習復習すべき
通訳学校の教材が山のようにたまっているなら
半年ほど休んでその復習にあてるのもよいかな
と思いますが、
通訳学校という「なかば強制的な刺激」がまったく無い状態で、
意思のみで続けるのはけっこう大変かなと思う。

私も、とくに通訳学校の下のクラスの時は
毎週本当に泣きそうになって
「なんでこんなことをしないといけないのか」と涙ながらに
真夜中に準備をしていた思い出が一度や二度ではありません。
 
あったかいふとんで一刻もはやく眠りたいと思いました。
 
でも「今週授業があるから」という理由のみでやってて
「授業さえなかったら誰がこんなことするだろう?」
と心底思いました。

学校に通っている以上、準備もろくにせずにぐーぐー寝てしまったら
それこそ「負け」だと、思ってました。

それが、いいことなのかどうかは、わからないけど・・

体調を壊しても、寝不足になっても、
ほかの誰のせいでもない、自己責任なのだし。


ただ、通訳に限らず、何かひとつの道を成し遂げようと思ったら
多少は、そういうことになってしまうのかなと最近思いました。

通訳者も専門職なので、そういう一面はあるのでしょうか。

誰もが仕事や家庭や個人的な理由によって
忙しいし、時間がないし、やることが多いのに、
「出来ない」というジレンマに苦しむ。

お金も時間もやる気も完璧にそろって、
「さあ、どうぞ勉強をはじめてください!」と言ってもらえるような日は
少なくとも一生来ない。

勉強するお金や時間は、相当無理して捻出しないと
手に入らないんだなあ、ということはわかりました。
 
なかなか難しいものです。


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私もあせってまーす!
  こんにちわ。私もなにか一言書きたくてやってきました。2年目でTOEIC900点なんて素晴らしいと思います。全然焦る必要ないように私からは見えます。私もよく焦っていますが、自分の実力からして伸びる早さはこんなものかなっと最近は焦らないように言い聞かせています。でもこの焦りが原動力になったりもするわけだからこれもまた必要なのかも。私の場合は焦りは主に講師のせいにしてやつあたりして鬱憤をはらしていますが(ごめんなさい、先生♪)
でもみんななにかしら不安を抱えてがんばっているんですよね。励みになります。何が言いたいのかよくわからないけど、dreamさん、いつもありがとう!
k.k 2008/11/09(Sunday)17:18:55 Edit
励みになります
  dreamさん、こんばんは。
時々読ませていただいていましたが、今回の記事は特に励みになりました。
ありがとうございます。
まだまだ下のクラスですが、引き続きがんばります~。これからもよろしくお願いします!
maki URL 2008/11/09(Sunday)22:21:46 Edit
長くてすみません。
  某Sさんの悩み、分かります。

日々の勉強に疲れてしまうこともあると思います。
いつもいつも一定のパターンで勉強が進むこともありえないと思います。
そんなときは、Sさんの学校にこういう制度があるかどうかは分かりませんが、「片側受講」(1つの講座では、AとBがセットとなっているが、A側だけ受講するという意味です)という手もあると思います。
負担を半分に減らすことで、時間的・精神的余裕が出て、自分がやってみたいと考えていた独自の勉強に割ける時間も出てくるかもしれません。
長丁場な勉強の世界なので、メリハリも必要です。
今期は、勉強は抑え目でヨシとする時期も、逆に今期はとことん英語に浸ってみる!と決意する時期も必要なのだと思います。

また「訳出練習」に関してですが、これは英語力に直結する可能性が高いと私は感じています。
dreamさんがおっしゃっている
「あるレベルまで英語力を引き上げるには『圧倒的な量のリーディング』は不可欠」
というご意見に、私も同感します。

リーディング→訳出演習、することで、英語に対する反応力が高まることが期待できます。
これはリスニング時に内容を頭からどんどん理解していく力にも直結します。
私はリスニングが苦手です。ついていけない悩みを先生に相談したところ、「それはリーディングのスピードが遅いからです」とあっさり指摘されました。
つまり、リーディング時に読んで即理解できないものをリスニングしたところで分かるわけがない、という理論です。
ですから英語力の基礎は、まずリーディング力のような気がします。
毎日の少しずつの努力ですから、急に実力がついたと実感するのは難しいと思いますが、努力した分、実力はついてくると信じたいと思っています。
偉そうに色々書いてしまいましたが、これは自分に対するメッセージでもあります。お互いにがんばりましょう。
morizo 2008/11/11(Tuesday)22:13:52 Edit
コメントありがとうございます!!
  kkさんへ

ひとこと、書きに来てくださって、ありがとうございます。うれしい☆ 
「焦りも原動力」いい言葉ですよね、まさにその通りですよね。
こちらこそ、kkさん、いつもありがとう・・・!!!



makiさんへ

コメントありがとうございます!
ホームページ、おじゃまさせてもらいました♪また遊びに行かせてもらいますね◎
今後とも、どうぞよろしくです!!



morizoさんへ

ほんとに、長いコメントを頂いて、ありがとうございます!!!感謝です。

それで気付いたのですが、片側受講って、ほんとに、いいですね。まさに私の願うパターンで、「授業の刺激は受けつつ、負担にならない」程度で、ペースを保てそうです。
(完全に学校から遠ざかってしまうのって、けっこう勇気、いるんですよねー)

で、リーディングの件に関してなのですが、まさにおっしゃるとおりなんですよね!昔から重要性は感じていたのですが、習慣にするまでが、なかなかでした。教材にするものはなんでもいいんですよね。「自分が好きなもの」を「大量に」読む、ということが大事なわけで。私はしばらく前から、ビジネスウィークと、ニューズウィークを読み込んでいます。別にこの2誌が特別にいいわけじゃないと思うんだけど、なんとなく、自分に合うんですよね。自分に合う素材を見つけられたら、しめたもので、すごくラッキーなことだと思います。

それから、ここに来て下さる方はみなさん良い方ばかりでいつも思うんだけど、自分が発信するメッセージが、同時に自分に向けたメッセージである、って、なんだかすごく、いいですよね。私もコメントですごく刺激を受けました。

管理人 dream
管理人 dream 2008/11/12(Wednesday)00:19:11 Edit
無題
  私も学校で勉強始めて1年になります。
みなさんやはり同じような悩みを抱えているのですね・・。
私も「英語力アップ」と「訳出」は同時にできるようにも思ってます。
教材も、使い方次第で、英語力アップにつながる方法はいくらでもあるように思います。
Dreamさんが以前、こちらに書かれてた勉強法に刺激を受けて、英日の教材は日本語に訳出したあとに、必ずディクテーションしています。これがリスニング強化につながるんです。

最近は進級したものの、早くも落ちこぼれ、学校のビルのエレベータに乗ると胃が痛くなる日々です。
でも自分では、学校は「恥をかく場所」
割り切って、出来が悪くても、講師にボロボロに言われても耐えています。
仕事でお客さんの前で失敗するよりは、ましですよねー。
そういう意味でも、学校に行く価値というのはあるように思ってます。
みなさんがんばりましょうね!
Sayu 2008/11/12(Wednesday)20:27:56 Edit
Sayu さんへ
  コメントをありがとうございます!

エレベータに乗ると、胃が痛くなる気持ち、
分かります 笑

たかが学校、されど学校、で、
通訳学校って本当に修行の場なんだなと思います。もはや単なる「習い事」とは言えないです。毎回よほど気を引き締めて臨まないと、簡単にふり落とされてしまいます。

ご進級なさったんですね♪それはうれしいですよね。おめでとうございます!日々、着実に勉強されている様子が目に浮かびます。


また遊びに来てくださいね。

最後の一行が、いいな~☆と思いました。
ほんとに、みなさんがんばりましょう!!

管理人 dream 2008/11/13(Thursday)03:07:17 Edit
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